本年は明治維新からちょうど150年の節目に当たります。神奈川と言う地域は何時の時代でも日本の転換点、節目をいつも見つめてきました。貴族政権から武家政権へと移行した鎌倉、明治維新のきっかけとなったペリー率いる黒船4艘がやってきて、開国を迫られた横須賀浦賀、1868年(明治元年)徳川慶喜が政権を朝廷に返し700年近く続いた武士の世の中が終わり、近代日本の幕開けになりました。第2次世界大戦後、ダグラス・マッカーサーが降り立った神奈川県厚木飛行場、日本の新たな復興の始まりです。
神奈川は、時代時代の節目に立ち会い、その事実を受け止め、先進的な取組を以っていた方々の努力により発展してきました。
一昨年の神奈川県の重大ニュースの中で一番関心が高かったのはオリパラの会場が県内の藤沢市(ヨット・セーリング)・横浜市(野球・ソフトボール・サッカー)に決定した事でありました。また画家で有名な棟方志功作の版画が紛失事件、(コピーだと分かり、本物がない)一昨年の津久井やまゆり園の事件を踏まえ、共に生きる神奈川週間や、昨年暮れにあった悲惨な座間の殺傷事件でありました。
来年の2019年にはワールドカップラグビー日本大会が開催され、多くの外国の方々が神奈川県を訪れます。 昨年の6月には、ブラジル連邦共和国と相模原市がオリンピック事前キャンプ地として決定し、女子サッカーバレー陸上競技等、キャンプを張る予定になっています。また、本年1月20日にはカナダボートチームが事前キャンプ地として県立相模湖漕艇場で拠点とし覚書締結をいたしました。また、オリンピックの自転車ロードレースも調布市をスタートし国道412号線を通り山中湖から静岡の富士スピードウェイがゴールの一都8県約240キロコース設定も決定のようです。ラグビーワールドカップ、日本の東京で開催される二度目のオリンピックの前々年の戌年平成30年です。平成も今年で終わります。平和の祭典の準備の年です。日本を始め世の中が未来に希望を持てるそんな年になったら良いと思っているのではないでしょうか。
今年も皆様方の夢を形にする、先導者として勤めて参りますのでよろしくお願い申し上げます。
ほそや政幸
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